辛いカレーとまずいカレー

カレーは辛ければ辛いほどいい、と思っている人がいます。私もカレーは辛いほうが好きですが、だからといって辛さが全てだとは微塵も思っていません。それは愚考です。
ただ辛いだけ、というのがいかに辛い状態なのか、恐らくその人は経験したことがないのでしょう。私は一度、本当にただ辛いだけで美味しくないカレーに遭遇しました。
3年前の夏。暑いし辛いもの食べて夏バテをやっつけようの名目のもとに、カレーやさんに行こうという話になりました。

結構突然というか、話の流れでカレーということになったので近くに知っているお店がありませんでした。友人3人だったのですが、1人がスマホで食べログを検索。
現在地から近いところで2件のカレーやさんがありました。ひとつは定休日だったので、もう一つのカレーやさんに行くことに。歩いて5分でお店に到着しました。
お昼時だったので混雑しているかなあと思って店内に入ると、そこにいたのは1組だけ。これは怪しさ全開でした。

しかしお店に入ってしまったので出るわけにもいかず、店員に促されるまま席へ。4人掛けの席でしたが、机の上がなんとなくべとついていて気持ちが悪かったです。
不衛生なお店という時点でもう私的にはアウトだったのですが、友人は注文してしまいました。仕方ないので私も定番メニューっぽいカレーを注文しました。
そこはナンとライス、ライスは3種類の味付けが選べるようになっていました。私はサフランライスで頂くことにしました。

結構遅いなあと待ちわびていると、ようやく奥からカレーが登場。白いお皿に乗ったカレーが3人分運ばれてきました。見た目は結構おいしそうな雰囲気です。
ではさっそく、と最初に口をつけた友人。その様子をみてから食べようと私は待っていました。もぐもぐと何回か口を動かした後、友人の動きがぴたりと止まったのです。
どうしたの?と聞くと同時に水を一気飲み。かなりびっくりしました。

私も一口食べてみると、辛い。とにかく辛いんです。辛いだけなんです。コクとかうまみとか、そういった味の深みは一切なく、ただひたすらに辛い!これは拷問です。
美味しいと感じる要素がないのです。ただ辛いものがご飯の上に乗っているという悲惨な状態。友人3人、涙を流しながらなんとか完食し逃げるように店をあとにしました。
もう二度と行きたくない、事故にあったかのようなお店でした。

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